第63回 桜花賞(GI)

評価 当馬 PRJCT
1 1 レイナワルツ 3 55 福永祐一 21.8 -0.5 +0.2 -0.6
1 2 (父) メイプルロード 3 55 渡辺薫彦 92.2 -1.5 -0.9 -0.1
2 3 センターアンジェロ 3 55 蛯名正義 22.8 -0.8 -1.6 +0.3 6
2 4 チューニー 3 55 M.デムーロ 20.0 -0.6 -0.8 +0.1 2 5
3 5 (地) ヘイセイピカイチ 3 55 加藤和宏 105.3 -0.7 +0.1 -1.4
3 6 オカノハーモニー 3 55 熊沢重文 172.8 -1.0 -0.7 -3.0
4 7 (市) ヤマカツリリー 3 55 安藤勝己 5.5 -0.4 -0.2 -0.3 1 4着
4 8 (地) モンパルナス 3 55 松永幹夫 21.5 -1.2 -0.4 -0.4 5着
5 9 スティルインラブ 3 55 幸英明 3.2 -0.4 -0.1 +0.1 3 3 1着
5 10 トーホウアスカ 3 55 岩田康誠 38.2 -0.1 -1.5 -1.9
6 11 (父) オースミハルカ 3 55 藤田伸二 21.3 -0.4 -0.5 +0.2 4 2
6 12 チアズメッセージ 3 55 吉田稔 51.5 -0.9 +0.2 +0.1 6
7 13 (父) シーイズトウショウ 3 55 池添謙一 42.3 -0.4 -0.5 -0.1 2着
7 14 (市) アドマイヤグルーヴ 3 55 武豊 3.6 -4.0 -1.4 -1.7 1 3着
7 15 マイネヌーヴェル 3 55 横山典弘 9.3 -2.2 -0.8 -0.9 5 4
8 16 B ホワイトカーニバル 3 55 小野次郎 82.3 +0.1 +0.1 -1.7
8 17 (父) ワナ 3 55 四位洋文 58.1 -0.5 -0.9 -1.6
8 18 ヤマニンスフィアー 3 55 二本柳壮 40.0 -0.8d +0.1

前売りオッズは予想どおり3強となっている。
それにしても4頭が10倍以内で5人気以下は20倍以上とは差がついたものである。
はっきりいって今年はどんぐりの背比べ的な様相であり、上位10頭程度は時計的に全く差がないと言える。
幸い阪神はダートやや重だが芝は良馬場。いいコンディションで開催されるのはなによりである。

ここでデータデータの残っている過去3年を調べてみた。
http://homepage2.nifty.com/shigamatsu/2002/G1/oukasyo.htm
http://homepage2.nifty.com/shigamatsu/2001/0408.htm
http://www.hello.co.jp/~kunitoshi/00g1okasyo.htm

すると過去3年、すべて黒字馬(500万クラス標準)が1〜3着に入っている。
したがって黒字のないヤマカツリリー、アドマイヤグルーヴと3強のうちの太い2つが消え失せるのである。
大穴狙いは3連複だろう。今日は地方選挙の投票日。選挙の日は荒れるという。
だけど投票時間は遅くなってないな。JRAも選挙なんてかまってられないということか。

もうひとつ「コンコルド」である。
タマモクロス死亡が競馬関係記事では大きく取り上げられているが、コンコルド機の引退を私は注目している。
そして土曜日中山7R「3歳牝馬限定」戦
フサイチコンコルド産駒トーホウジョオーが出走しておりタイム評価はA。
こいつが勝てば桜花賞のオースミハルカは狙うぞ!と思って見ていた。
すると出足がつかず最後方からの競馬。それでもじわじわ追い上げ、最後には1人気を差しきって勝った。
オースミハルカは母の名前もホッコー桜花である。
問題はあの入れ込みである。入れ込みさえなければものすごく強いはず。
前回は少し入れ込みがましだった。
りんどう賞ではマイナス18kgをものともせず快勝。
前走はアンカツがうまく乗ってくれたが、今回は藤田君。
なんとフサイチコンコルドのダービージョッキーである。
昨日阪神10Rではメジロオーモンドで逃げ切り快勝。
ムードはよし。

スティルインラヴは1人気になってしまったが、ま、3倍つくので悲観することもない。
幸騎手も土曜日中山で10,11Rで1,2着と連対してくれた。

この2頭で本線としたい。

あと阪神コースだが、土曜日を見ていると外から伸びることは少ない。アドマイヤグルーヴは外を回らざるを得ないので
苦しいとみた。武豊騎手は土曜日未勝利。一方横山典は4勝と絶好調。でもこれまた外だから不利だろう。
過去2戦連対のデータから9頭の黒字馬から5,16が落選し連対候補として1,3,4,12,18が挙げられる。
点数増えるのもこの本誌予想としてはよくないので枠連主体とする。
実績値トップのヤマカツは切りにくいにで枠連で押さえる
点数はかなり増えてしまったがこれが四国の井崎流である。

結論 各500円
単9 スティルインラヴ 、単11 オースミハルカ  
複9 スティルインラヴ 、単11 オースミハルカ  

馬単      9−11、11−9
ワイド      9−11
枠連      5−6、2−5、2−6、1−5,1−6、4−5,4−6
馬連      9−11,9−12,3−9,11−12,3−11



PRJCT評価

合計
1 レイナワルツ 3 55 福永祐一 9.4 9.9 9.75 9.9 9.8 9.9 58.65
2 (父) メイプルロード 3 55 渡辺薫彦 9.5 9.75 9.7 9.8 9.9 9.9 58.55
3 センターアンジェロ 3 55 蛯名正義 9.4 9.9 9.85 10 9.8 9.95 58.9 6
4 チューニー 3 55 M.デムーロ 9.5 9.75 9.95 10 9.8 9.95 58.95 5
5 (地) ヘイセイピカイチ 3 55 加藤和宏 9.4 9.7 9.7 9.75 9.8 9.8 58.15
6 オカノハーモニー 3 55 熊沢重文 9.4 9.9 9.65 9.5 9.7 9.6 57.75
7 (市) ヤマカツリリー 3 55 安藤勝己 9.65 9.9 9.95 10 9.9 9.95 59.35 1
8 (地) モンパルナス 3 55 松永幹夫 9.5 9.9 9.75 9.9 9.8 9.85 58.7
9 スティルインラブ 3 55 幸英明 9.4 10 9.75 9.9 10 10 59.05 3
10 トーホウアスカ 3 55 岩田康誠 9.5 9.9 9.8 9.5 10 9.6 58.3
11 (父) オースミハルカ 3 55 藤田伸二 9.5 10 9.8 10 10 9.95 59.25 2
12 チアズメッセージ 3 55 吉田稔 9.45 10 9.75 9.8 9.9 10 58.9 7
13 (父) シーイズトウショウ 3 55 池添謙一 9.4 10 9.75 9.75 9.85 9.75 58.5
14 (市) アドマイヤグルーヴ 3 55 武豊 9.45 9.75 10 10 9.8 9.85 58.85 8
15 マイネヌーヴェル 3 55 横山典弘 9.5 9.7 9.9 10 10 9.85 58.95 4
16 B ホワイトカーニバル 3 55 小野次郎 9.5 9.9 9.65 9.8 9.85 9.85 58.55
17 (父) ワナ 3 55 四位洋文 9.5 9.9 9.75 9.5 9.8 10 58.45
18 ヤマニンスフィアー 3 55 二本柳壮 9.3 9.6 9.6 9.9 10 9.9 58.3


(木馬会寄稿)

クラシックの開幕である。今年は牡馬、牝馬ともに昨年を上回るハイレベルであり
非常に見応え、予想のしがいがある。
桜花賞は混戦低レベルの昨年の1〜3着をA−B−Cのタイム評価を出していながら、
買い目は別にして地団駄踏んでいる。代わりに大儲けしてくれた方がいたのでお役に
たててよかった。http://homepage2.nifty.com/shigamatsu/2002/G1/oukasyo.htm
今年は抜けた評価の馬がおらず、全く別路線のアドマイヤグルーヴもいて予想は
難しい。
とりあえず従来通りのタイム評価を示しましょう。

芝黒字馬 500万クラス基準               データ
スティルインラブ     -0.4  -0.1  +0.1  A 上昇
チアズメッセージ     -0.9  +0.2  +0.1  B
オースミハルカ      -0.4  -0.5  +0.2  C
ホワイトカーニバル    +0.1  +0.1  -1.7  D      ×
センターアンジェロ    -0.8  -1.6  +0.3  E
レイナワルツ       -0.5  +0.2  -0.6
シェリール        +0.2  -3.7  -0.3
チューニー        -0.6  -0.8  +0.1
ヘイセイピカイチ     -0.7  +0.1  -1.4
ユキノスイトピー     -0.6  +0.0  -0.7
ヤマニンスフィアー       -0.8d +0.1
アフレタータ       +0.2  -0.6  -1.5       ×

圏内馬
ヤマカツリリー      -0.4  -0.2  -0.3
シーイズトウショウ    -0.4  -0.5  -0.1         ×
メイプルロード      -1.5  -0.9  -0.1         ×
トーホウアスカ      -0.1  -1.5  -1.9         ×
グランドサファイヤ    -0.8d -0.3d +0.1d
マイネサマンサ         -3.5d +0.1d

その他人気馬
モンパルナス       -1.2  -0.4  -0.4
マイネヌーヴェル     -2.2  -0.8  -0.9
オカノハーモニー     -1.0  -0.7  -3.0         ×
ワナ           -0.5  -0.9  -1.6       ×
アドマイヤグルーヴ    -4.0  -1.4  -1.7

なんとアドマイヤグルーヴが最下位となった。
スローペースばかりのレースなのでトータルタイムは−1秒を切ったことは
一度もない。上がりが過去3戦 33.9,34.7,34.0と半端ではない。
しかし私はモノポライザーとダブルのである。
祖母ダイナカールにSS。
モノポライザーの皐月賞時の評価結果は以下のとおり。
モノポも上がりタイムは素晴らしかったがブービー評価としていた。
モノポライザー     -1.0  -1.8   -1.3 (1000万クラスベース)

モノポライザーはG1では実績のない母父ノーザンテーストにSSであったので
皐月賞凡走も納得だが、アドマイヤは母父トニービンでどうか。
武騎乗だし全く消しとは出来ないので本命からの抑えとして考えることとする。
本命はスティルインラブ。チューリップ賞は負けて強しの感。
あのレースは終わった瞬間に桜花賞の本命を決めていた。
チューリップ賞1人気馬は過去10年に9回出走し、[4,1,1,3]と連対率5割を
超えている。昨年のオースミコスモは11着惨敗ゆえ、今年は走る番ではないか。
至近6年では、2,1,4,1,1,11着と断然の成績である。
新馬勝ち、2戦目の鮮やかな差しきり勝ち、前走の前が開かない不利を克服しての2着。
素質馬でありクラシック馬にふさわしい。
上位はすべてチューリップ賞組となったが、今年の牝馬は昨年よりも粒ぞろい(抜けた馬はいないが)
ゆえ、きっちり王道ローテーション組が強いと見た。
データからは、過去2戦いずれかは連対(20頭中19頭)で少し絞れる。
(×印は失格)


◎スティルインラヴ