「壊れた脳 生存する知」
 山田 規畝子  著   講談社


高校の同窓会メンバーから紹介を受けて読んだ。
山田さんは高松高校の後輩である。
山田整形外科も近所であったので読まずにはおけない。

アマゾンで頼んだところ1ヶ月以上待たされたのには驚いた。

そして読んでみてさらに驚いた。
整形外科の医者が自ら脳出血に倒れる。
それも一度ならず二度、三度なのである。
その後遺症と戦う壮絶な記録である。
小さい子供を抱えて社会復帰するのである。信じられない!
自らのハンデに敢然と立ち向かう精神力には頭が下がる。

脳障害の影響をかなりよく理解することができた。
脳障害の人は外見からはわからないので、
気をつけてあげないといけない。
この本は医学書とも言える。
しかし勇気と力とやさしさを与えてくれる本である。