○ 青色申告関係参考書
10月1日付にて個人事業主を開業したため、青色申告の勉強をしないといけないので
図書館でいろいろ借りた。
「青色申告から始める個人事業の節税アイデア115」
高橋 敏則/著 ダイヤモンド社
◎ 消費税の納付義務がある事業者 課税対象売上1000万円超
(前々年の売上が対象)
1000万円以内は「免税事業者」
個人事業主は開業2年目までは納税義務が免除
新たに消費税の納税義務者となった場合は税務署への届け出が必要。
⇒ そうなれば商売繁盛で嬉しいですよね。
◎ 青色申告は帳簿記録が必要
決められた帳簿に日々の取引を正確に記録
会計ソフトを使えばOK
⇒ これを準備せねば
・家事関連費は使用割合等によって按分する
・パート等の給料は月87,000円未満であれば源泉徴収不要
・ホームページ製作費は広告宣伝費として経費処理できる
・帳簿と請求書類等は、消費税の確定申告期限から7年間の保存が義務
・節税のためには税抜方式が手間がかかるがよい
初期のための知識としてざっと流し読みをして、基本の勉強をした。
これは古いので新しい書籍でさらに勉強することとした。
「図解いちばんやさしく丁寧に書いた青色申告の本V16年版」
千代田パートナーズ税理士法人/監修 成美堂出版
最新の本を取り寄せた。
これはなかなかわかりやすいいい本である。
◎ 複式簿記に必要な帳簿
5つの基本帳簿(補助簿)にすべての取引を入力
主要簿 仕訳帳 :すべての取引を仕訳して、発生順に並べたもの
総勘定元帳:すべての取引を勘定科目別にまとめたもの」
補助簿 現金出納帳:現金のやりとりを入力
預金出納拇:銀行口座を通したやりとりを入力
固定資産台帳:減価償却する固定資産(パソコンや車など)を入力
買掛帳 :後払いの取引(後日こちらから支払う)を入力
売掛帳 :後払いの取引(後日支払を受ける)を入力
○ 会計ソフトの活用
やよいの青色申告 12000円
◎ 手書き帳簿でもOK
黒か青のボールペンか万年筆で。鉛筆は不可。
訂正する場合は赤で二重線を引き、上部に書き直して訂正印を押す。
○ 領収書の整理・保存
領収書;日付、金額、支払先、但し書き(内容)
領収書の下には、現金出納簿の番号(伝票番号)と同じ番号を書き込む
5万円以上の領収書には印紙が必要
● 買掛金は負債
買掛金になるのは、本業の売り上げにかかわる仕入のみです。
備品などの後払いは「未払金」という扱いになる。
こうした費用は少額のため、後日代金を支払った時だけ、「消耗品費」として
入力するのが一般的。
◎ 資産(借方) 今あるお金とこれからお金になるもの
土地、建物、商品、現金など
費用(借方) 利益を得るために使ったお金
事業のために使ったお金(必要経費)
◎ 負債(貸方)と資本(貸方)
事業のために借りてきたお金、自ら出したお金
☆ こんな人なら税金が戻る
年の途中で会社をやめて独立した人
→ 赤字だったら税金が戻る
給与から天引きされていた源泉徴収税が戻ってくる。
過去5年までさかのぼって請求できる。
◎ 確定申告
・株の売買損益や土地・建物の売買損益、退職金などによる所得は、
他の所得とは別にして税額を計算するため、事業所得には含まない。
(分離課税)
・第二表を内訳まで記入しておけば、第1表は転記ですむ。
第二表は3つのパート
A 源泉徴収額 開業年であれば退職までの給与所得
B 青色事業専従者の人の氏名や報酬額
C 社会保険料や生命保険料の所得控除額
「個人事業の経理と節税のしかた」
益田 あゆみ/監修 西東社
◎ 仕訳の3パターン
1 お金が入ったとき
右(貸方) どんなことでお金が入ったかを書く 売上高 3,000
左(借方) どんなお金が増えたか(現金、預金、掛け) 現金 3,000
2 お金を使ったとき
左(借方) どんなことでお金を使ったかを書く 交通費 500
右(貸方) どんなお金を使ったか(現金、預金、掛け) 現金 500
3 お金が移動したとき
左(借方) 増えたお金の種類(現金、預金、掛け)を書く 現金 50,000
右(貸方) 減ったお金の種類(現金、預金、掛け)を書く 普通預金50,0000