「デキる上司」
経営コンサルタント 白潟 敏朗 氏
20のシンプルしかけが書かれてあったが、ほとんど全て会得し実践しているものであまり参考にならなかったが、
自分で気づいたことが間違っていなかったと自信を深めることができた。
○ できる上司像の目線
社長の目線、上司の目線、部下の目線があるとあり、
そのとおりだと思いました。
まさにこの3つの目線のどこにあわすかで内容が少し変わってきます。
社長目線 : 成果を出しつづけられる(継続)上司
リーダ信条はEPSONのようにトップが考えるリーダ像を言うのがよいように考えています。
この本でこれはいいなと思ったのはあいさつのときに「名前」を呼ぶこと。
○○さん、おはよう!
この前の研修でも必ず名前を呼んで当てていましたが、これはやはりいいんだと。
新しい部署にいって、部下の名前をよんで挨拶をすることを心がけたいと思います。
自分は、白潟さんよりもおそらく上を行っているという思いもある。
自惚れではダメだが、私の場合はそこに情熱、熱意というものが入っているので
ハウツーものとは違うのだ!という思いがある。
白潟さんはちょっとハウツー伝授に力が入り、説明が軽いのはいいが
人間としての重み、厚みが足りないと感じた。
参考になったのはおもにデータ関係
しかし残念ながら参考文献が引かれていない。これは無責任でイカンですね。
◎ アメリカの労働衛生学では、
他人からの「やらされ感」が強い仕事や、「やりたくない」仕事を人間がした場合、
「生産性は3分の1」、でも「疲れは3倍」になることが判明。
逆にWANTS(ウォンツ)が強い仕事の場合、「生産性は3倍」「疲れは3分の1」
・人は他人が勝手につくった目標には、納得しない
「MUST」は「ムスッと」という表現には笑えました。
なるほど。これは使えそう。
◎ 国際行動学分析学会が発表したデータ
「ほめる4」「しかる1」の割合が最も適切。
「しかるサンド」 これだけはわからなかったが、ほめるとしかるのサンドウィッチという命名とのことで
なるほど。
◎ 「ザイアンス」の法則の3番
人間は相手の人間的な側面を知ったとき、より強く相手に好意を持つようになる
→ これは丸亀営業所での研修講師で自分で気が付いたことであった。