「道徳の話」
平 光雄 致知出版社
子どもたちが身を乗り出して聞く道徳
致知のメルマガでタイトルを知り興味を持ったので取り寄せた。
家内がたくさん予約が入っていたので驚いていた。
非常にわかりやすい説明で気持ちもすっきりする。
イラストと短い言葉の組み合わせで子供たちに理解させる手法は素晴らしい。
自尊
自信
自律
勇気
素直
友情
主体性
感謝
信用と自由
奉仕
寛容
礼儀
思慮
配慮
独立
注意
初動
関心
根気
誠実
丁寧
集中
節目
忍耐
継続
不屈
成功
個性
向上心
明朗
命の尊重
印象に強く残ったのが「自尊」の
”目玉おやじ”
自分の中にいる目玉おやじが行動をいつも見ている
私はこれを「天」ということばで感じているが、自尊、自信、自律という個体を考
えたときには
目玉おやじの方がいいかもしれない。
私はやはり「天」が見ているという方が好きだが。
子供にひびく目玉おやじというネーミングと絵が印象に残った。
「感謝」の項では
ありがとう の反対言葉は何か?
有難い であるので 「当たり前」 だと。
当たり前だと感謝の念が湧かないと。
なるほどねー。
これはネタとして使えると思った。
いただきである。
最後に「明朗」の項で仏教用語が出てきた。
仏教には「顔施(がんせ)」という言葉がある。
笑顔に代表される「よい表情」でいることは、
周りの人たちにいい気分を施すことにもなるのだということだ。
そして全体を通して繰り返される言葉。
◎どんな子でも成長への欲求を強く持っている
が心に響いた。