「ジェノサイド」

 高野 和昭  角川書店

東野圭吾の「天空の蜂」を原子力関係のメーカの方に紹介したら、
この本を紹介されたので読んでみた。
すでに文庫本になっていたので文庫本で購入した。

      


こういうジャンル(ミステリー)は私は読むことはなかったので、薦めがなければ決して読まなかった本である。
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そもそも恥ずかしながら「ジェノサイド」の意味を知らなかった。

大殺戮、大量虐殺とわかって気分が悪くなった。

そのジェノサイドの場面が何カ所かそれも非常にリアルに出てくる。
ここがたまらなくイヤだった。
ここを我慢して読むほかは、そのストーリイ、展開、なんといっても地球全体を使う規模には圧倒された。

最後まで一体どうなるのか予見することができず、

いつまでもハラハラして読んだが、最後はよかったと思った。

天空の蜂もそうだが、長編は200ページくらいまでが読み続けるのがしんどい。

それ以降は非常に面白くなる。

この本もそうだった。