「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」
文藝春秋 池上 彰
第1章 宗教で読み解く「日本と世界のこれから」
東日本大震災・ビンラディン殺害・中東革命
宗教と気候風土の関係はなるほど。
第2章 宗教がわかる!ほんとうに「葬式はいらない」のですか?
vs.島田裕巳(宗教学者)
第3章 仏教がわかる1 「南無阿弥陀仏」とはどんな意味ですか?
vs.釈徹宗(浄土真宗本願寺派如来寺住職)
第4章 仏教がわかる!2 仏は「生・老・病・死」を救ってくれますか?
vs.高橋卓志(臨済宗神宮寺住職)
第5章 キリスト教がわかる!「最後の審判」は来るのですか?
vs.山形孝夫(宮城学院女子大学名誉教授)
第6章 神道がわかる!日本の神様とはなんですか?
vs.安蘇谷正彦(國學院大学前学長)
第7章 イスラム教がわかる!『コーラン』で中東情勢がみえますか?
vs.飯塚正人(東京外国語大学教授)
第8章 宗教と脳がわかる!「いい死に方」ってなんですか?
vs.養老孟司(解剖学者)
おわりに 宗教は「よく死ぬ」ための予習
年齢が私のように50歳を過ぎて死が近くなってくると、宗教に興味を持ってくるものなのかも知れない。
よく死ぬために それはよく生きることにつながる。
池上さんも還暦を過ぎておられるほぼ同世代な方だけに、非常に納得感のある書であった。