「医者に殺されない47の心得」
近藤 誠 アスコム
まず名前に覚えがありドッキリ。
伊方の行政訴訟の原告に同姓同名の近藤さんがいたのである。(,故人)
なかなか面白い。
医者が医者の療法を否定しているのである。
でも説得力あるなー。
医者の娘に尋ねてみるとこの本を読んだ患者さんは理屈っぽい人が多いなんて感想を言ってましたが
医者にとっては迷惑な患者のようです。
○ 血圧高くて当然
身体は年を取るほど血圧を上げようとします。
脳や手足の隅々まで血液を送り続けるため、それを薬で下げたら、ボケたりふらついたりします。
● ガンは切るな!
「切るとがんが暴れる」と言われます。
メスが入って正常組織のバリアーが崩れたところに、隠れていたがん細胞が入り込んで増殖しやすくなるんです。
それに今あるガンをいくら大きく切り取っても、本物のがんなら見つかるはるか前に、あちこちに転移しているので
ガンは消えません。
◎ こぶとりが健康
日本人の健康調査のデータを見ると、メタボにさしかかる程度の小太りが一番長生き、
コレステロールが高いほど長生きしています。
正常細胞を丈夫にすることが、ガンへの抵抗力を高めるのです。
◎ コーヒーは健康・美容・長寿の守り神
コーヒーは1日2杯以上飲むのがいいのだそうだ。
そういうデータがはっきり出ている。
○ 老化現象という医者がいい
そういうふうに言われたことがたびたびありますなー(微笑)
薬や治療は反論も多かろうが、後半の第4章〜6章の毎日の生活については文句はないだろう。
【構成】
■第1章 どんなときに病院に行くべきか
心得1「とりあえず病院へ」。あなたは医者の“おいしい"お客様
心得2「老化現象ですよ」と言う医者は信用できる
心得3 医者によく行く人ほど、早死にする
心得4「血圧130で病気」なんてありえない
心得5 血糖値は薬で下げても無意味で、副作用がひどい
心得6 世界一売れるコレステロール薬の「病気を防ぐ確率」は宝くじ以下
心得7 がんほど誤診の多い病気はない ほか
■第2章 患者よ、病気と闘うな
心得12 一度に3種類以上の薬を出す医者を信用するな
心得13 軽い風邪で抗生物質を出す医者を信用するな
心得14「抗がん剤を使えば寿命が延びる」と言う医者を信用するな
心得15 がんの9割は、治療するほど命を縮める。放置がいちばん
心得16「医者から薬をもらう」を習慣にしてはいけない ほか
■第3章 検診・治療の真っ赤なウソ
心得20 がん検診は、やればやるほど死者を増やす
心得21「乳がん検診の結果は、すべて忘れなさい」
心得22 胃を切り取る前に、知っておきたいこと
心得23 1センチ未満の動脈瘤、年間破裂率は0・05% ほか
■第4章 100歳まで元気に生きる「食」の心得
心得27 体重、コレステロールを「減らさない」健康法を選ぶ
心得28 ピンピン100歳への体づくりは「毎日タマゴと牛乳」から
心得29 ビールは1日にロング缶2本までなら「百薬の長」
心得30 ビタミン・ミネラルの摂りすぎで早死にする
■第5章 100歳まで元気に生きる「暮らし」の心得
心得34 22時から2時にどっぷり眠る。「超」早寝早起き健康法のすすめ
心得35 石けん、シャンプーを使わないほど、肌も髪も丈夫になる
心得36 大病院にとってあなたは患者ではなく被験者
心得37 「手当て」でストレスを癒す ほか
■第6章 死が恐くなくなる老い方
心得42 ポックリ逝く技術を身につける
心得43 いきなり進行がんが見つかったらどうするか
心得44 喜怒哀楽が強い人ほどボケない
心得45 100歳まで働き続ける人生設計をする ほか