「加齢なる日々 定年おじさんの放課後」
小川 有里 毎日新聞社
おばさん辞典の作者の小川さんの作品。
家内が読んでみろと図書館で借りてきた。
加齢臭で毎日チェックを受けているおじさんとしては、加齢という言葉がイヤミに見えるのはヒガミか(笑)
おばさん辞典は笑っていればそれでよかったが、おじさん辞典はそういうわけにはいかない。
黒川伊保子先生の男と女の脳科学ではお世話になったが、今回のこれは身につまされる事項もいくつかあった。
おばさんは毎度毎度ゴハンの世話をするのがどれほど負担になっているのかがよくわかった。
好きでやっているのでないのである。
ウチの家内は毎日弁当を作ってくれて感謝している。
日曜日なんかもちゃんとお昼を出してくれる。
これは当たり前ではないのである。
しばらく出張で家を空けることがあると家内は大変嬉しそうにするのが、ごはんの世話をしなくてよいということでの
解放感からの喜びのようである。
今は仕事があって毎日会社に出ているが、定年後にずっと家でいることは耐えられないようなのである。
この点は肝に銘じて、定年後も何かしらやることを見つけて出かけるべきであるということをしっかりと学んだ。
出版社の紹介のページを引用しておこう。
http://books.mainichi.co.jp/2013/09/post-6a40.html