「継続捜査ゼミ」

 今野敏  講談社

  
    

新刊を図書館で予約。
タイトルから一体なんだろうと思ったが
「ゼミ」はやはり大学であった。

継続捜査事件をゼミで取り上げて解決してしまうという物語。
小早川教授は警察大学の校長経験から、同級生の女子大学長から誘われて大学へ。
准教授3年を経て晴れて教授に。
そしてゼミを持つことになったのである。

小早川教授は63歳の設定で私と同い歳なので、親近感を感じて読む。
5人の素敵な女子大生と警察の後輩1名、そしてさらに2名がオブザーバで参加し
ゼミのあとは毎回飲み会。

なんか教授冥利につきるような仕事ぶりで羨ましい限りである。

大学内部での3つの事件と継続捜査事件1件を解決して終了。

ま、いつもの今野作品と同じく読後感はよく気持ちがいい。

軽い内容であるので気楽に楽しんでよめばよい作品だ。