「継続捜査ゼミ 2」

  今野 敏 講談社


【内容紹介】

かつて警察官だった大学教授の小早川。
学内ミスコン反対運動を推進する女子学生が、彼と話をした直後に襲われる。
警察に疑われ続ける教授に代わり、小早川ゼミの学生たちが事件の真相に迫り…。
『小説現代』掲載を単行本化。

     



女子大での警察上がりの教授の小早川がほぼ同年輩ということで親しみが湧き好きなシリーズ。
なかなかその2が出ないので待ち望んでいた。

今回は殺人事件は発生せず血がない推理小説。
こういうのが好きだ。

今野敏は家内が大ファンで、新刊でこれがでたところで図書館に新刊予約をしていたのだが
なかなか順番が来なかったのがやっと届いて私が先の四だ。

今野敏は我々夫婦と同年代ということもあって、価値観が非常に似通っているので
書かれている主張には本当に納得がいくし、結末も後味が非常によい。

今回はインパクトがそれほどでもなかったが、小早川ゼミのメンバーのよさを改めて思った。

三宿の女子大はどうしても三軒茶屋の昭和女子大を思い浮かべて読んでしまう。

エムエスという副題はさっぱりわからない。
一体なんなんだろう。

ということでHPを検索。

http://kodanshabunko.com/keizoku-sousa/

これを見てもわからん。

読書メータを見ても書いてないなあ。
https://bookmeter.com/books/13166818


《Master of Science》理学修士。 これもピンとこない