「機捜235」

 今野 敏  光文社


    

【内容紹介】
渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊の高丸の新しい相棒が着任した。
それは白髪頭のどう見ても定年間際の男・縞長だった。
心の中で溜め息をつく高丸だったが、縞長は苦労を重ね、思いがけない実力を秘めた刑事だった!



タイトルを見て、一体なんのことかわからなかった。
機動捜査隊 略して「機捜」 
覆面パトカーの正体であった。

でも知らなかった。
今野敏作品は多数読んでいるが、こんな職種が警察にあったとは知らなかった。
3交替制で、現場にすぐかけつける。

この本を読んだすぐ後で、沢口靖子主演の機捜216 を見たのでよくわかった。
それにしてもタイムリーに読んだものだ。
https://www.tbs.co.jp/program/kidousousatai216_20190401.html

短編集を束ねたもので、非常に軽快に読みやすい内容であり
やはり今野敏なので、後味のいい作品だった。