「マスカレード・イブ」
東野 圭吾/著 集英社文庫
【内容紹介】
ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客の仮面に気づく。
一方、東京で発生した殺人事件を捜査する新田浩介は1人の男に目をつけ…。
「マスカレード・ホテル」の2人が出会う前の物語。『小説すばる』掲載を文庫化。
これは短編集だった。4編あった。
「それぞれの仮面」
まず最初がホテルコルシアでフロント業務に就いたばかりの尚美。
彼女の大学時代の恋人の宮原が現れる。
ほー、彼女は大学時代に彼氏がいたんだと。
「ルーキー登場」
そして新田も早朝のホテルのベッドから始まる。
警視庁一課に配属になったばかりのときである。
この事件の被害者の妻 美千代の仮面についてもタイトルとの関係を想像した。
「仮面と覆面」
タチバナサクラという新人女性小説家。
この話は死人がいないお話でした。
「マスカレード・イブ」
最後は尚美と新田が間接的に関係して事件を解決するタイトル名の話。
上記図書館の内容紹介の事件である。
読みやすい作品だった。
私は短編が好きなのかも知れないなあ。