「陸王」

 池井戸 潤 集英社


    

(内容紹介by高松市図書館)

老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長は、会社存続のために足袋製造の技術を生かしたランニングシューズの開発を思い立つ。
従業員20名の地方零細企業が一世一代の大勝負に打って出る! 『小説すばる』連載を加筆修正。



560ページの長編。
発行から1年でやっと番が回ってきた。
楽しめてよめた。

いろいろな人が少しずつ出てきて展開も常にヒヤヒヤである。
最後はハッピーエンドで後がよろしいようで。

痛快な読み物である。

ランニングの人間らしい走りは、フォアフットあるいはミッドフットで
かかとから着地する走り方は故障しやすいということを知りました。

繭を使ったヒール材には驚きであった。
ほんと実用化されないのかなー。