「植物図鑑」

   有川 浩  角川書店



人気若手作家ナンバー1というのはよくわかる気がする。

とても素敵だ。

男女の恋模様をとてもきれいにさわやかに描いてくれる。

家内が絶賛していたがそのとおりだった。

イツキとさやか

美男で行き倒れていたイツキは料理抜群の腕前で即ハウスキーパー契約

とても考えられない二人の出会いであった。

春から夏にかけての道草を描いているが、それがすべて食べられるとは驚き。


イツキいなくなって1年間、2人で楽しんだ草花との生活をなぞっていくさやか

最後はハッピーエンドとなって目出度し、目出度し。


途中で一か所だけ地元高知の宣伝がありました。

馬路村の「ゆずポン酢」

少々高めだが、これが万能調味料になると。
炒め物の仕上げに軽くかけ回したり、和え物に使ったり、半額になった刺身をマリネに、
そして和風ドレッシング代わりにも。

残念ながら日本酒はこの小説には出てきませんでした。




http://book.akahoshitakuya.com/b/4048739484

http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200808000533