「職分」

  今野 敏  双葉社

    

【内容紹介】

独り暮らしの老女宅に空き巣が入りブランド品が盗まれた。だがそれは詐欺師に買わされた偽物で…。
表題作など全7編を収録した、「萩尾警部補」シリーズ初の短編集。『小説推理』掲載等を単行本化。


盗犯・窃盗事件を専門に扱う警視庁捜査三課(通称「三課」)の捜査員萩尾警部補とその相棒32歳女性相棒の武田秋穂が、
「プロの泥棒」や常習犯を相手に捜査を展開する短編集。

今回は2度目?の登場のようで(以前にも読んだ記憶があり)、秋穂がずいぶんと成長してきていると感じた。
ちょっと短すぎてもう終わりかという展開であったが、楽しみながら読めた。

ちょうど刑事コロンボでも、窃盗犯は殺人はしないテーマでやっているのを見ていた
日本もアメリカも同じだわと家内と笑って見ていた。


「確証」のDVDで見た高橋克実と榮倉奈々をイメージして読んでいた。

やはりこのシリーズ3作目であった。

確証(2012年7月刊)??本シリーズの長編として発表された作品。
真贋(シリーズ続編)