「わたし、定時で帰ります 2」

  朱野 帰子/[著] 新潮社

 



【内容紹介】
  絶対に残業しない主義の結衣がとうとう管理職に。
  今度の相手は、手ごわい新人たちと、ハラスメントまみれの超絶ブラック企業!? 
  『yomyom』連載を改題、加筆修正。ドラマ「わたし、定時で帰ります。」の原作。

【著者紹介】
  東京都生まれ。
  「マタタビ潔子の猫魂」で第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞。他の著書に「駅物語」「海に降る」など。


すっかりTVドラマにはまった1.
続編を楽しみに読み始めたが、種田と結衣の関係はまったく進展がない。
一体どうしたことか。

そして新人がたくさん入ってきてこれはもうなんだ?

なんか穏やかな素敵なスタートをイメージして読み始めたがあんまりおもしろくない。
それに何で赤穂浪士なんだよ。

新しい顧客先がまた旧態前のスポーツ系会社だ。

なにも変わってないじゃん。
また繰り返しかよ。
と不満たらたらで読み始めたが、いろいろわかってくる事実が隠されていて
上海へ飛ぶシーンが出て来たころからは面白くなってきた。

それにしても前回よりはわかりにくい展開で、ちょっと懲りすぎではないかと感じた。
難しさも1よりあったので読みにくい。

これをTVドラマにするのはなかなか難しいだろな。

最後に結衣が高級ビシネススーツで10cmのヒールを履いて決めるところは
見てみたいなと感じた。

最後にモヤモヤとしていたその1のラストからの引継の訳がわってやっとほっとできた。