「ユダヤの商法」
藤田 田 KKベストセラーズ
PRESIDENT(プレジデント) 2007/01/22発売号 (2007.2.12号)の記事
ファーストリテイリング 柳井 正 vs 孫 正義 ソフトバンク
「これが僕らの人生のバイブルだ」
この対談の中で日本マクドナルド初代社長の藤田田さんの「ユダヤの商法」を
柳井さんが強烈に勧めていたので読んでみることにした。
昭和47年に出された本だから私の高校卒業の時である。
香川県立図書館から取り寄せたがもうボロボロ状態だった。
ユダヤ人は私とは相容れないと強く感じた。
「働くために食う」のではなく「食うために働く」
お金がすべて。
まさに現代の株主至上主義の蔓延はユダヤ人がボロ儲けしたことによる
帰結のように感じた。
銀座のユダヤ人と言われた藤田さんは、とにかく結んだ契約は絶対に守ることで
ユダヤ人の信頼を得た。
なあなあで済ます日本人とは違う。
ただ、この約束はきっちり守るというのは大事だと思う。
アメリカとの契約で船便で間にあわなくなったときに航空便で大金をはたいて納期を守ったことが2度あり、
これで信頼を得たという。損して得とれというのはこういうことだろう。
それにしても半端な損ではなかったので簡単にできることではなかったと思う。
これはすごいと思った。
ユダヤ人が金銭感覚に優れているのは数に強いからということを買いてあった。
その部分は掲示板でも載せたので引用しよう。
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不可思議とは数の単位とは知りませんでした。 藤田田さんのユダヤの商法を読んでいたら書いてありました。
ネットで調べると書いているところがあったので引用します。
仔犬@HOMより抜粋
「不可思議 (ふかしぎ)は 大きな数をかぞえる単位」
元の朱世傑による『算学啓蒙』において極以上の他の単位とともに初めて登場した。 不可思議は仏教用語からとられたものである。 当時はすでに中数が使用されており、無量数は那由他(10112)の万万倍で10120となる。
一
| 十 | 百 | 千 | 万 | 億 | 兆 | 京 | 垓 | {禾予} | 穣 | 溝 | 澗 | 正 | 載 | 極 | 恒河沙 | 阿僧祇 | 那由他
| 不可思議 |
無量大数
藤田さんはこう書いている 不可思議はケタが非常に大きいが、無料大数よりは小さな数字である。 ところが数字に弱い日本人は、不可思議が数字の単位だと答えることの できる人が果たして何人いるだろうか。 ⇒ 今日まで知りませんでした。
ユダヤ人は、必ずカバンの中に対数計算尺を持っている。 彼らは数字に対しては絶対の自信を持っているのだ。
ユダヤの商法。 ユニクロの柳井さんとソフトバンクの孫さんが推奨していたので 読んでいるが、何か金儲けだけ書いていて違和感あるなあ。
http://hello.ap.teacup.com/koinu/246.html
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不可思議 投稿者:牧 投稿日: 3月13日(火)21時49分11秒 |
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多分、20年以上前のTVコマーシャルで一、十、百、千、・・・、那由他、 不可思議、無量大数の文字がナレーションと共に星のきらめく宇宙を背景に 流れていくのを見た記憶があり、なんかかっこいいなーと思ってたのを 師匠の投稿で思い出しました。 それにしてもワンコさん親子の不可思議さには数の単位とは別の意味で 何度も何度も驚かされますね。何はともあれ誰も真似の出来ない大的中 おめでとうございました。
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唯一、藤田さんが書いていることばで素敵だったのはこれだ。
ニクソンショック後の円切り上げ時にユダヤ人がドルを売って儲けることを
知って警告していたが相手にされなかったとき、
私は、ユダヤの友人たちからも、外国銀行筋からも、ドルを売るようにすすめられた。
そんなアドバイスを待つまでもなく、ドルを売れば絶対に儲かることは百も承知だ。
輸出部を縮小した時点で売りに出ることもできた。
私はドルを売って儲けることのできる唯一の日本人だったと自負している。
それだけに、私はドルを売って儲けるということができなかった。
私がドルを売れば私は儲かるが日本国民は損をする。
私は日本から儲けようとは思わない。
ユダヤ人から儲けるのが私の主義である。
私は儲け話にも耳を塞いだ。そしてじっと、損をしないことに徹したのだ。
私は「銀座のユダヤ人」であるが、二千年間、帰るべき祖国を持っていた男である。
祖国を奪うことは私にはできなかった。