◎ グループ経営マネジメント アーサーアンダーセンビジネスコンサルティング
生産性出版
グループ連結経営強化のため,月次決算の重要性を説く。
新経営管理システム早期導入の成功事例として凸版印刷を紹介。
その成功の要因として,2点を挙げている。
逆に言えば,これができなければ成功しないということだろう。
@ システムの導入に先立ち,業務の「環境整備」を徹底的に実施
従来の業務をそのままシステム化するのではなく,従来の仕事の仕組み,
手続き・ルール等を徹底的に見直し,この簡素化・効率化された業務体制をベース
にして,システムを構築した。
A この改革プロジェクトを最重要テーマと位置づけ,最優先課題として取り組み,
トップの強力なリーダーシップをもってプロジェクトを推進し,サポートした。
◎ 崖っぷち日本 加納 時男 参議院議員
ミオシン出版
目標を見失ったことが日本の低迷の原因だから、目標を設定すべき。
21世紀の時代に世界で尊敬される、あるいは一目おかれる国になること。
ものだけでなく心の面、楽しい長寿社会を築くこと。
(口頭筆記で作成)
◎ 電力改革の構図と戦略 西村 陽 学習院大学特別客員教授
電力新報社
本格的な市場の登場とともに,我が国電力ビジネスは「フランチャイズ型垂直統合」から
価値連鎖(バリューチェーン)型垂直統合へと構造変化を起こす。
ここで強み,弱みをはっきりさせ,弱みは切り捨て独自のポジショニングを確保しなければ
生き残れない。
市場の中で自分の競争優位を持続的に持ち続ける仕組みを創り出すこと。
電力会社と言えども「真似合う」戦略は危険である。
なぜなら,同じように設備を持ち,同じように投資し,同じような顧客戦略をとった場合,
同じ設備・顧客条件であればより規模の小さい会社が,違う設備・顧客条件なら設備コスト
が高く顧客に離脱されやすい会社が着実に競争に負け,その劣位は「真似合う」ことを止めない
限り続く。
(市場原理そのもの)
コアコンピタンスはネットワークと社会的信用だではダメ。
原子力運転技術,保修技術に優れていれば優位に立てる。
合従連衡の波に呑まれる懸念はある(大資本下)
◎ 戦略的バランス・スコアカード ニルス・ゲラン・オルグ Linkoping大教授
ジャン・ロイ コンサルタント
マグナス・ウェッター コンサルタント
訳 吉川 武男 横浜国立大学経営学部教授
生産性出版
財務指標だけでなく、顧客、業務プロセス、人材という「非財務指標」に対してもバランスの
とれた指標を設定して業績管理が出来れば会社は成功する。