「あとからくる君たちへ伝えたいこと」

   鍵山秀三郎    致知出版社


香川県警のKさんが取り調べの青年に読ませて感動させた本である。

http://www.chichi.co.jp/kunikata-letter.html
受賞懸賞論文


これはネットで取り寄せてよんだ。
朝の通勤時間であっという間に読めた。

鍵山さんが熊本県の小学校と香川県の中学校で行った講演録であり、
Kさんから送っていただいた「頭のそうじ、心のそうじ」「人間力を養う生き方」を先に読んでいたので
詳しさ、心情はそちらのほうがよくわかり、この本の内容(講演録)ではそれほどインパクトはないと思ったのだが
青年にはこれで十分だったのだろう。

ほとんど内容がダブルので書きとめておく箇所は2箇所だけである。
鍵山さんのおっっしゃることは本当によくわかる。
価値観はよく似ている。
ただ人間性、そして品格という意味では私はまだまだゼンゼン鍵山先生の足元にも及ばない。

◎ こうだったからこそ、こうなれた
「私は目が見えなくなった、疎開で家が貧しくなったからこそ、こういうふうになりました」
というと、自分にとって不利なことがプラスに転じるわけです。

みなさん、毎日は決して満足すべきことばかりではありません。
あれがあれば、これさえあれば、というようなことがたくさんあると思いますが、
そういうもんがなかったからこそ、私はこうなりました。というような生き方をしていくと、
人生はものすごくよくなっていきます。
ですから、「こうだったからこそ、こういうふうになれた」という生き方をされると
いいと思います。

 ⇒ これは私の考え方も同じ。
   考え方、取り組み姿勢でマイナスをプラスにすることができる。
   マイナス×マイナスでプラスに。
   最近気に入っている自分で作ったフレーズである。

 これは言葉につながります。

◎ 苦しい体験のおかげでよい生き方が身につく



◎ 深い「関心」を持って、深く「感動」する心を持つ。
 そして、3つ目として「感謝」する心を持つことが大事です。

  ⇒全く同感である。
   「関心」を私は「好奇心」を
   そして熱意を持って、誠実に尽くす
   そしていつもありがとうを言いましょう。
   つらいことにもありがとう、有難いと思う気持ちを私は大事にしている。